2014年1月4日午後2時15分〜午後3時30分 冬枯れの東福寺 通天橋 八相の庭

通天橋
通天橋
方丈と開山堂のあいだに架かっている。ここからのぞむ紅葉は有名であるが、通天橋はラッシュアワーの満員電車と化す。
正月4日の東福寺は人もまばらで独特の色と空気につつまれ、心に残りました。
 
 
通天橋
通天橋
通天橋より臥雲橋をのぞむ
通天橋より臥雲橋をのぞむ
通天橋
通天橋
左側の建物は方丈
 
通天橋をのぞむ
通天橋をのぞむ
八相の庭「西庭」の通天台からの景観
 
 
通天橋
通天橋
方丈西庭の通天台より通天橋をのぞむ
 
西庭・通天台から通天橋をのぞむ
西庭・通天台から通天橋をのぞむ
洗玉澗
洗玉澗
通天橋下の小さな渓谷を洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ぶ。洗玉澗は偃月橋(重文)から臥雲橋までつづく。
 
 
愛染堂
愛染堂
通天橋の下から愛染堂(重要文化財)をみる。愛染堂は八角形の柿葺で南北朝時代の創建という。
 
愛染堂
愛染堂
昭和12年、東福寺25塔頭のひとつ万寿寺より移転された愛染堂は、いうまでもなく愛染明王をまつる。
 
 
南庭
南庭
方丈の周囲に南庭、西庭、北庭、東庭の四つの庭を配したのが東福寺方丈「八相の庭」の特長。
八相の庭は重森三玲が昭和14年に完成させた。
 
南庭
南庭
左から瀛洲(えいじゅう)、蓬莱、壺梁(こりょう)、方丈、五山。砂紋は八海。「八相の庭」はこれらに井田市松、北斗七星を加える。
 
南庭
南庭
重森三玲が東福寺から造園依頼されたとき、東福寺は金がなく(ホンマかいな)、重森三玲は重森家子々孫々の
永代供養と引き替えに作庭を承諾した。
 
南庭
南庭
五山
五山
南庭のうちの五山
 
 
東庭
東庭
東庭
東庭
七つの円柱の石は北斗七星を、背後の生垣は天の川をあらわすという。北斗の庭とも呼ばれる。
 
 
西庭
西庭
刈り込みはサツキ。
 
西庭
西庭
西庭はサツキの刈り込みを市松模様に配すことから「井田市松」と呼ばれる。
「井田=せいでん」とは古代中国でおこなわれた土地制度である。
 
北庭
北庭
北庭
北庭
北庭
北庭
臥雲橋より通天橋をのぞむ
臥雲橋より通天橋をのぞむ