御幸門から中門にいたる道は青みをおびた小石を粘土でつないで敷き詰めている。「あられこぼし」という。

中央は少しだけ高いのは、水はけと歩きやすさを考えてのことと思われる。

 

 

松琴亭の待合所。こんにち的には、高齢参観者、足の悪い人、足の弱い若者が腰掛ける。

 

 

切石が３個あって、それぞれの長さは２�b以上。丸石との組み合わせは力強い。

 

 

「桂離宮冬」（下のバナー）の「蘇鉄山」（冬）との違いを較べてみていただきたい。

 

 

 

 

松琴亭の道すがら、目を上げると、どこからともなく飛来したコサギが小岩に降り立った。

 

 

 

 

茅葺き入母屋造り。見事なまでに簡素。

 

 

深い廂は雨よけ・日よけにうってつけ。

 

 

 

 

竈、炉、三角棚のついた水屋。

 

 

 

 

 

 

季節によって木々の色やようすが異なるが、開放感のあるつくりは変わらない。

 

 

 

 

園林堂へ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外腰掛の延段とは趣が異なる。

 

 

 

 

 

 

 

 

古書院・二の間正面、池に向かって突き出すように竹簀子の踏み台。

 

 

直線的にのびる畳石はさまざまな形の切石を組み合わせ、おもしろい。