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南禅寺三門には午後3時半ごろから10分程度しかいなかった。両サイドにいる肌の白い女性にも酷暑はこたえたろう。
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京都市北区西賀茂北鎮守菴町にある正伝寺。
初めて行ったのは45年くらい前。それから5年間、正伝寺に行くのは決まって夏、上賀茂神社前でバスを降り、
正伝寺まで歩いた。そのスタイルを5年続けた。後に伴侶となる女性と行ったのは42年前、上賀茂神社から歩いた。
真夏に正伝寺を拝観する人はほとんどおらず、いつ行っても境内はがらんとして、私たちの貸切。涼しかった。
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比叡山をのぞむ借景式庭園。サツキの刈り込み。江戸期初期の枯山水。
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40年後の夏はどうかと思って、わざと閉山時間まぎわに行った。私たちのほかにだれもいない。
時はめぐり、人はめぐったけれど、あのころと同じ貸切だった。
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南禅寺あたりに較べるとかなり涼しく、汗がひいた。夏の午前は避けたほうがいい。比叡山は東に位置する。
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正伝寺方丈はかつて桃山城にあった通称「御成殿」をこの地に移築。
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鐘楼のある広場にはさまざまな植物が植えられている。
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アサガオもヒルガオもヨルガオもヒルガオ科、ユウガオのみウリ科。
開花時間に差のないユウガオとヨルガオの区別はつきにくい。
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7月半ばのスダチはまだ食用には早い。盆過ぎから9月下旬ごろが収穫期。
市場に出るスダチの98%は徳島県産という。
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焼いたサンマにスダチの果汁をかける。それだけで秋がくる。
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2016年8月2日、和中庵(ノートルダム女学院中学高校内)見学後、夕食まで時間があったので、
閉門まぎわの17:00寸前ふたたび正伝寺へ。スダチは7月19日に較べてほとんど変化なし。
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こうして見ると、こころなしか40年前より緑が少なくなったような気もする。
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正伝寺には40年以上前の記憶が凝縮され感慨深い。8月2日も私たちのほかに拝観者の影はなかった。
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