正伝寺山門前に到着したのは2016年7月19日午後4時45分過ぎ、閉門の15分前、40年ぶりの正伝寺だった。
思い出をボストンバッグにつめて帰らねばならなかったあのころ、正伝寺の思い出はボストンバッグにつめなくてもよかった。
 
正伝寺拝観の前に南禅寺三門と天授庵(南禅寺)の桔梗を撮影しました。
南禅寺三門
南禅寺三門
 
南禅寺三門には午後3時半ごろから10分程度しかいなかった。両サイドにいる肌の白い女性にも酷暑はこたえたろう。
 
南禅寺三門
南禅寺三門
南禅寺 天授庵
南禅寺 天授庵
 
天授庵拝観受付の庭先に桔梗が咲いていた。
 
夏の花「桔梗」 つかのまの涼感。
 
 
正伝寺山門
正伝寺山門
 
京都市北区西賀茂北鎮守菴町にある正伝寺。
 
初めて行ったのは45年くらい前だった。それから5年間、正伝寺に行くのは決まって夏、上賀茂神社前でバスを降り、
正伝寺まで歩いた。そのスタイルを5年続けた。後に伴侶となる女性と行ったのは42年前、やはり上賀茂神社から歩いた。
真夏に正伝寺を拝観する人はほとんどおらず、いつ行っても境内はがらんとして、私たちの貸切だった。しかも涼しかった。
 
正伝寺 参道
正伝寺 参道
正伝寺 参道
正伝寺 参道
 
比叡山をのぞむ借景式庭園。サツキの刈り込み。江戸期初期の枯山水。
 
40年後の夏はどうかと思って、わざと閉山時間まぎわに行った。私たちのほかにだれもいない。
時はめぐり、人はめぐったけれど、あのころと同じ貸切だった。
 
 
南禅寺あたりに較べるとかなり涼しく、さぁ〜と汗がひいた。夏の午前は避けたほうがいい。比叡山は東に位置する。
 
正伝寺方丈(重文)
正伝寺方丈(重文)
 
正伝寺方丈はかつて桃山城にあった通称「御成殿」をこの地に移築。
 
正伝寺 鐘楼
正伝寺 鐘楼
 
鐘楼のある広場にはさまざまな植物が植えられている。
 
ヒルガオ
ヒルガオ
 
アサガオもヒルガオもヨルガオもヒルガオ科、ユウガオのみウリ科。開花時間に差のないユウガオとヨルガオの区別はつきにくい。
 
スダチ
スダチ
 
7月半ばのスダチはまだ食用には早い。盆過ぎから9月下旬ごろが収穫期。市場に出るスダチの98%は徳島県産という。
スダチ
スダチ
 
焼いたサンマにスダチの果汁をかける。それだけで秋がくる。
 
 
 
 
 
正伝寺 スダチ
正伝寺 スダチ
 
2016年8月2日、和中庵(ノートルダム女学院中学高校内)見学後、夕食まで時間があったので、閉門まぎわの
17:00寸前ふたたび正伝寺へ。スダチは7月19日に較べてほとんど変化なし。
 
 
正伝寺参道
正伝寺参道
こうして見ると、こころなしか40年前より緑が少なくなったような気もする。
 
 
正伝寺
正伝寺
正伝寺には40年前の記憶が凝縮されていることもあって感慨深い。8月2日も私たちのほかに拝観者の影はなかった。
 
 
正伝寺
正伝寺
正伝寺 方丈
正伝寺 方丈
正伝寺参道
正伝寺参道