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天井は屋久島産の杉だそうです。
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うやうやしく飾られている絵。
絵の作者より、歴代の女将の一人に絵のテーマに関係する人がいるようです。
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「恋飛脚大和往来」(文楽&歌舞伎)の忠兵衛と梅川。道行きは雪景色の新口村(にのくちむら)。
絵の作者ビートたけしは雪景色を描くのがおもしろくなかったのか、あるいは冬景色の心境になれなかったのか。
忠兵衛は坂田藤十郎の当たり役。
関東の歌舞伎役者に忠兵衛役のような上方歌舞伎のはんなりした味、やわらかさを出せる役者はいません。
額のガラスに天井の照明器具が映りこんでいるのがツヤけしですが、あいにくコンパクトデジカメなので
レンズに偏光フィルターは装着できません。偏光フィルターを操作すれば、こうした映り込みは消えます。
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先々代の女将は坂田藤十郎の叔母さんだそうです。
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食事の前に料亭「ちもと」の由緒来歴を語る女将。「ちもと」は享保3年(1718)創業。
創業時は千本通西陣にあったことから「千本」の訓読み「ちもと」と名づけられたといい、
明治初期に現在の地「下京区西石垣(さいせき)通四条下る」に店を構えています。
西石垣通は四条通から北(上る)は先斗町通と名称が変わります。
以下は「ちもと実食セミナー」の献立↓
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先付と向付のあいだに椀物がありました。が、撮影するのを忘れました。
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イカとヒラメの2種盛。
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中身は飯蒸。撮影前に中身は食べてしまいました。
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サワラの味噌漬。
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壬生菜とシメジ。表記はおしたしでもおひたしでもOK。家庭でも簡単にできる惣菜。
味は簡素で工夫もなく、京都の老舗料亭にふさわしいとは思えません。
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左からレンコン、茗荷、海老芋、シソ。
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柿、リンゴのムース。
御飯、香物、赤だしの画像は省略しました。
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「ちもと」は鴨川を隔てて南座と向き合っています。 (鴨川の東に南座)
「ちもと」のバルコニーふう廊下から撮影。
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鴨川の右下に白いサギが一羽。
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