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パウイス城へはシュルズベリーからA458を西へ23キロ進み、A483とのラウンドアバウトで
ウェルシュプール方面へ4キロ弱進む。まもなく「Powis Castle」の案内板の見える地点で左折する。
★「パウィス城」は「ポウィス城」という表記もあり、両者は発音の違いです。英国ではポとパの中間の発音に聞こえ、特定は容易でなく、
パもポも正しいと言わざるをえません。したがって「パウィス城」、「ポウィス城」どちらも正解なのですが、当HPでは「パウィス城」とします★
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裏側から見るといくつものテラスがあることがよくわかる。裏側の森は18世紀につくられた。
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パウィス城は13世紀の砦を中心にしてテューダー朝〜ステュアート朝時代に建築され、イタリア式庭園は
1688年から1722年にかけて造成された。テラスガーデンは6段もあり、大きな競技場の観客席のようだ。
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ルネサンス期イタリアのヴィラふうにつくられたテラスガーデンを空中庭園と名づける人もいる。
真下から見ると、一瞬、庭園が宙に浮いているように見えるからだ。テラスガーデンの主役はイチイの刈り込み。
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彫像群は鉛でつくられているという。
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彫像はあたかも人の動きを見ているかのようだ。人の呼吸に合わせて息をしているかのようだ。
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祖母がスケッチしながら孫に何か話している。
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人を見ながら楽器を演奏しようかを考えている。そんなふうに見えるのは旅の途上だからなのかもしれない。
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イチイの刈り込みもこれだけ重層的になると迫力がある。
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ヘラクレスかダビデか‥それともほかの誰か‥確かめていない。
知っている方がいれば教えてください。
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小雨がふると一気に気温が下がる。
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英名キツネの手袋(Foxglove)という名のジギタリスは全草に猛毒があり、取り扱い注意。
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12歳くらいの少女。アジア的なルックス。
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ここからは2年後、季節は秋となる。
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クジャクは優美なすがたをしているが、キングコブラほか毒蛇にも勝つ猛々しさをそなえていて、
アジアには孔雀明王という魔よけのシンポルもある。
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初夏とはちがう秋のおもむき。
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どう考えてもこの中にあるとは思えない。
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晩夏から初秋にかけてウェールズはいい季節になる。空気の透明感がなんともいえない。
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ウェールズを旅していると、見るものはありふれた造形物の連続かもしれないと思えてくる。
そしてそのことは英国一般についてもいえることなのかという気がする。だが、かりにそうであるとしても、
なぜ心がキュンとしたり、ざわついたりするのだろう。
造形物が丁寧に手入れされ、訪れる人が敬意を払い、再訪を期すからなのか。
そこに暮らす人々が造形物と一体化し、人間が死んでも造形物と共に暮らし生きてゆくからなのか。
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