ウェールズにはコンウィ城、ハーレフ城など名だたる城があり、世界遺産に指定されているが、指定されていない城にも見るべきものはある。
そんな城のひとつが中部ウェールズのパウイス城で、日本で無名の城と庭園はナショナルトラストが所有し、近年徐々に脚光を浴びつつある。
メディアが採りあげる前に出向くのは、人出のすくないほうがゆっくり見学できるからだ。以下は2012年初夏と2014年初秋のパウイス城。
パウィス城
パウイス城へはシュルズベリーからA458を西へ23キロ進み、A483とのラウンドアバウトでウェルシュプール方面へ
4キロ弱進む。まもなく「Powis Castle」の案内板の見える地点で左折する。
 
パウィス城
パウイス城
 
 
パウイス城
裏側から見るといくつものテラスがあることがよくわかる。裏側の森は18世紀につくられた。
 
パウィス城&庭園
パウィス城は13世紀の砦を中心にしてテューダー朝〜ステュアート朝時代に建築され、イタリア式庭園は
1688年から1722年にかけて造成された。テラスガーデンは6段もあり、大きな競技場の観客席のようだ。
 
パウィス城&庭園
テラスガーデン
ルネサンス期イタリアのヴィラふうにつくられたテラスガーデンを空中庭園と名づける人もいる。
真下から見ると、一瞬、庭園が宙に浮いているように見えるからだ。テラスガーデンの主役はイチイの刈り込み。
 
テラスガーデン
テラスガーデン
彫像群は鉛でつくられているという。
 
テラスガーデン
彫像 テラスガーデン
彫像はあたかも人の動きを見ているかのようだ。人の呼吸に合わせて息をしているかのようだ。
 
彫像 テラスガーデン
彫像
彫像
 
 
 
 
テラスガーデン
 
 
テラスガーデン
藤 テラスガーデン
 
 
藤 テラスガーデン
テラスガーデン
祖母がスケッチしながら孫に何か話している。
 
テラスガーデン
テラスガーデン
 
 
テラスガーデン
テラスガーデン
テラスガーデン
彫像 テラスガーデン
人を見ながら楽器を演奏しようかを考えている。そんなふうに見えるのは旅の途上だからなのかもしれない。
 
彫像 テラスガーデン
テラスガーデン
 
 
テラスガーデン
イチイの刈り込み
 
 
イチイの刈り込み
イチイの刈り込み テラスガーデン
 
 
イチイの刈り込み テラスガーデン
イチイ
イチイの刈り込みもこれだけ重層的になると迫力がある。
 
イチイ
彫像
ヘラクレスかダビデか‥それともほかの誰か‥確かめていない。
知っている方がいれば教えてください。
 
彫像
ぶどう
 
 
ぶどう
 
 
家族
小雨がふると一気に気温が下がる。
 
 
家族
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジギタリス
英名キツネの手袋(Foxglove)という名のジギタリスは全草に猛毒があり、取り扱い注意。
 
ジギタリス
Girl M
12歳くらいの少女。アジア的なルックス。
 
Girl M
 
 
クジャク
 
 
クジャク
秋の日差し
ここからは2年後、季節は秋となる。
 
秋の日差し
クジャク テラスガーデン
クジャクは優美なすがたをしているが、キングコブラほか毒蛇にも勝つ猛々しさをそなえていて、
アジアには孔雀明王という魔よけのシンポルもある。
 
クジャク テラスガーデン
テラスガーデン
初夏とはちがう秋のおもむき。
 
テラスガーデン
 
 
 
 
日時計
日時計
謎の扉
どう考えてもこの中にあるとは思えない。
 
謎の扉
カート
 
 
カート
リス
リス
ウォーターガーデン
 
 
ウォーターガーデン
 
晩夏から初秋にかけてウェールズはいい季節になる。空気の透明感がなんともいえない。
 
 
 
ウェールズを旅していると、旅で見るものはありふれた造形物の連続かもしれないと思えてくる。
そしてそのことは英国一般についてもいえることなのかという気がする。だが、かりにそうであるとしても、なぜ心がキュンとしたり、
ざわついたりするのだろう。造形物が丁寧に手入れされ、訪れる人が敬意を払い、再訪を期すからなのか。
 
いや、そこに暮らす人々が造形物と一体化し、人間が死んでも、造形物があるかぎり共に暮らし生きてゆくからなのか。